卵の味噌汁|レシピと作り方のコツ
具が何もない朝でも、卵が一つあれば汁物は立派になります。卵の味噌汁は落とすか溶くかで別の料理になり、どちらもしっかり火を通すのが大事です。ふんわり散らす溶き卵の入れ方を、火加減と一緒にお伝えします。
先生の一言
- 卵が細かく散って汁が濁った → とろみがないか、汁の温度が低い状態です。片栗粉を小さじ1入れ、静かに沸いた汁に回し入れます。
- 卵が固まりすぎた → 一度に大量を落としています。おたまから細く垂らすように回し入れてください。
- 味噌の香りが飛んだ → 卵を入れた後に煮立てています。味噌は卵より先に溶き、その後は沸騰させません。
15分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- 卵3個溶きほぐし、こしがなくなるまで切るように混ぜます
- だし汁600mlかつおと昆布のだしが合います
- 味噌大さじ3合わせ味噌が扱いやすいです
- 玉ねぎ80g薄切りにします。甘みが出ます
- わかめ乾燥2g水で戻して水気を切ります
- 片栗粉小さじ1同量の水で溶きます。卵を散らさない要です
- 青ねぎ2本小口切りにします
作り方
だし汁に玉ねぎを入れ、中火で5分、透き通るまで煮ます。
理由: 玉ねぎの甘みがだしに移り、味に厚みが出ます。
水溶き片栗粉を回し入れ、混ぜてとろみを軽くつけます。
理由: わずかなとろみが卵を支え、細かく散るのを防ぎます。
戻したわかめを加え、ひと煮立ちさせます。
理由: わかめは煮すぎると溶けるので短時間で。
火を弱め、味噌をおたまの中で溶き入れます。
理由: 卵を入れる前に味を決めておくと、後で混ぜずに済みます。
汁が静かに沸いた状態で、溶き卵を細く回し入れます。
理由: 沸いていないと卵が沈んで濁ります。
そのまま30秒触らず、卵が浮き上がって固まるのを待ちます。
理由: かき混ぜたくなりますが、待つほどふんわりします。
卵に完全に火が通ったら火を止め、青ねぎを散らします。
理由: 半熟にはせず、白く固まるまで加熱してください。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 卵を使うので密閉容器で冷蔵1日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 卵の食感が変わるため冷凍には向きません。 |
| 温め直し | 弱火で沸騰させずに3分、中心まで熱くしてからいただきます。 |
アレンジ
- 玉ねぎの代わりに豆腐を入れると、より軽い一椀になります。
- 落とし卵にする場合は、静かな弱火で7分煮て黄身までしっかり固めます。
- ごま油を数滴とラー油を落とすと、中華風の卵スープに近い味になります。
卵のたんぱく質とわかめの食物繊維を含みます。一人分は卵1個が目安です。
講師への質問
- 卵をふんわり散らすにはどうすればいいですか
- 水溶き片栗粉で軽くとろみをつけ、静かに沸いた汁におたまから細く回し入れてください。入れたら30秒は触らず、浮き上がるのを待つのがこつです。
- 落とし卵にする時はどうすればいいですか
- 味噌を溶いた汁を弱火にし、小皿に割った卵をそっと滑り込ませます。蓋をして7分、白身も黄身も固まるまで加熱してください。
- 作り置きはできますか
- 卵を入れる前の汁だけ作っておくのが正解です。食べる時に温め直し、そこへ卵を回し入れれば、いつでもふんわりした一椀になります。