玉子サンド|レシピと作り方のコツ
ゆで卵のつぶし加減ひとつで印象が決まるのが、玉子サンドです。粗くつぶした粒とマヨネーズのつなぎ、パンの水分止めが三つの要になります。喫茶店の味に近づけるレシピと作り方を、順を追ってお伝えします。
先生の一言
- 具がはみ出す → 卵がゆるすぎます。マヨネーズを控えめにし、冷蔵庫で15分休ませてから切ってください。
- パンが湿ってべたつく → バターの塗り残しが原因です。耳の際まで薄く全面に塗ります。
- 断面がつぶれる → 包丁が切れていません。刃を湯で温めてふき、押さずに引いて切ります。
30分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- 卵5個室温に戻しておくと殻が割れにくい
- 食パン6枚8枚切り、耳は最後に落とす
- マヨネーズ大さじ42回に分けて加える
- 無塩バター20g室温に戻してやわらかく
- 牛乳小さじ2口当たりをなめらかにする役
- 砂糖小さじ1/2塩味の角を取る
- 塩小さじ1/4味を見ながら加減する
- こしょう少々白こしょうが色を汚さない
- 練りがらし小さじ1/3好みで、なくてもよい
作り方
鍋に卵とかぶる量の水を入れ、中火にかけて沸いてから12分ゆでます。
理由: 12分で黄身の中心まで完全に固まり、玉子サンド向きの固さになります。
ゆで上がったらすぐ冷水に3分つけ、殻をむきます。
理由: 急冷すると殻と薄皮の間に隙間ができ、きれいにむけます。
卵4個をフォークで粗くつぶし、1個は白身を粗みじんにして食感を残します。
理由: 粒の大きさをそろえないほうが、噛んだときに単調になりません。
マヨネーズ大さじ2、牛乳、砂糖、塩、こしょう、からしを混ぜ、残りのマヨネーズで固さを調整します。
理由: 二度に分けると、ゆるすぎる失敗を防げます。
パンの片面にバターを薄く全面に塗ります。
理由: バターの膜が卵の水分を止め、パンがふやけません。
卵を3等分してパンにのせ、中央を厚めに山にしてからもう1枚をかぶせます。
理由: 中央を高くすると、切ったときの断面がきれいに出ます。
ラップで包んで冷蔵庫で15分休ませ、耳を落として半分に切ります。
理由: 休ませると具が落ち着き、切っても崩れません。
保存と温め直し
| 冷蔵 | ラップで包んで冷蔵で当日中に食べきってください。卵の具だけなら翌日までが目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 卵の具もサンドも冷凍には向きません。水分が出て口当たりが変わります。 |
| 温め直し | 温め直しはしません。冷蔵から出して10分ほどおくと風味が戻ります。 |
アレンジ
- 厚焼き玉子をはさむと、喫茶店風のふっくらした玉子サンドになります。
- つぶした卵にきゅうりの薄切りを加えると歯ざわりが軽くなります。
- パンを軽くトーストしてから作ると、香ばしさが出て食べごたえが増します。
卵のたんぱく質と小麦のエネルギー源を含みます。
講師への質問
- 卵の殻がうまくむけません。どうすればいいですか
- ゆで上がりに冷水で3分冷やし、殻全体にひびを入れてから水の中でむいてください。新しい卵ほどむきにくいので少し置いた卵が向きます。
- 前の晩に作っておけますか
- 卵の具までは前日に作れます。冷蔵で一晩おき、当日パンにはさんでください。はさんだ状態で一晩置くとパンが湿ります。
- からしなしでも味がぼやけませんか
- ぼやけません。こしょうを少し多めにし、塩を小さじ1/4きっちり量ってください。砂糖の小さじ1/2も味を支えます。