卵スープ|レシピと作り方のコツ
溶き卵がふわりと広がる一杯があると、食卓が急に整います。卵スープのレシピで大事なのは水溶き片栗粉と、卵を流し入れる高さ。その二つを押さえた手順をご案内します。
先生の一言
- 卵が細かく散って濁る → 沸騰したまま入れています。弱火に落とし、10秒待ってから混ぜてください。
- 卵が底に沈む → とろみが足りません。水溶き片栗粉を先に入れ、30秒煮てから卵を回し入れます。
- 味が薄い → 卵の分だけ水分が増えています。卵を入れる前に、少し濃いめに整えておきます。
12分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- 卵2個溶いてから一度ざるでこすと筋が消えます
- 水600ml鍋に先に入れて沸かします
- 鶏がらスープの素小さじ2顆粒でも固形でも構いません
- 醤油小さじ1香り付けなので少量です
- 塩小さじ1/4味を見て加減します
- こしょう少々仕上げに挽きます
- 片栗粉大さじ1同量の水で溶いておきます
- 長ねぎ10cm小口切りにします
- ごま油小さじ1火を止めてから回しかけます
作り方
水を沸かし、鶏がらスープの素、醤油、塩を入れて中火で1分煮ます。
理由: 味を先に決めておくと、卵を入れた後に調整せずに済みます。
水で溶いた片栗粉を混ぜながら回し入れ、30秒煮て軽いとろみを付けます。
理由: とろみが卵を支えるので、ふわりと広がって沈みません。
再び沸いてぷつぷつしてきたら火を弱め、菜箸を伝わせて溶き卵を細く回し入れます。
理由: 高い位置から細く落とすほど、糸のように薄く広がります。
10秒待ってから、大きくひと混ぜします。
理由: すぐ混ぜると卵が散って濁ります。固まるのを待つのがこつです。
弱火のまま1分、卵が完全に固まるまで加熱します。
理由: 卵はしっかり火を通すことが基本です。
火を止めて長ねぎとこしょうを加え、ごま油を回しかけます。
理由: 火を止めてから入れると香りが飛びません。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵で1日が目安です。卵の口当たりが変わるので早めに食べ切ってください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 卵が離水するため冷凍は向きません。 |
| 温め直し | 小鍋に移して弱火で3分。沸騰させると卵が硬くなります。 |
アレンジ
- トマト1個をくし形に切って加えると、酸味のある中華風になります。
- わかめと白ごまを足せば、和風の吸い物寄りの味になります。
- コーン缶を加えると甘みが出て、子どもにも食べやすくなります。
卵のたんぱく質を含む、水分の多い汁物です。
講師への質問
- ふわふわにするにはどうすればいいですか
- とろみを付けること、火を弱めること、細く高い位置から流すこと。この三つがそろえば必ずふわりと広がります。
- 片栗粉がないときはどうすればいいですか
- 卵に水大さじ2を混ぜてから流し入れてください。とろみほどではありませんが、散りにくくなります。
- 半熟のほうがおいしいのではないですか
- 卵は中心までしっかり固めてください。弱火で1分加熱しても、とろみがあれば口当たりは柔らかいままです。