手羽元と大根の圧力鍋煮|レシピと作り方のコツ
手羽元と大根の圧力鍋煮は、短い加圧で大根の芯まで味がすっと通る煮物です。加圧の分数と圧が抜けるまでの置き時間を守れば、骨から身がするりと外れる仕上がりになります。
先生の一言
- 大根が崩れた → 加圧は8分までにし、3cm厚さの大きめに切って角を落とさずに煮ます。
- 肉がぱさつく → 圧を急に抜かず、自然に下がるまで15分待ってからふたを開けます。
- 味が薄い → 水を250mlに抑え、圧が抜けた後にしょうゆ半量を足して7分煮詰めます。
45分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 鶏手羽元8本(約600g)骨に沿って一本切り込みを入れ、水気を拭きます
- 大根500g皮を厚くむき、3cm厚さの半月切りにします
- しょうが15g薄切りにします
- 水250ml圧力鍋では蒸発しないため控えめにします
- しょうゆ大さじ3半量を加圧前、半量を仕上げに使います
- みりん大さじ3照りを出します
- 酒大さじ2鶏の匂いをやわらげます
- 砂糖大さじ1大根の甘みを引き立てます
- 酢小さじ2身離れをよくします
- ゆで卵4個殻をむき、圧が抜けてから加えます
- サラダ油小さじ2手羽元を焼きつけるのに使います
作り方
手羽元に切り込みを入れ、油を引いた圧力鍋の底で中火4分焼きます。
理由: 焼き色が香ばしさと澄んだ煮汁を作ります。
大根としょうが、水と調味料の半量を入れ、ふたを閉めます。
理由: 水を控えると味が薄まりません。
強火で加圧し、おもりが振れたら弱火で8分加熱します。
理由: 8分を超えると大根が崩れます。
火を止め、圧が自然に抜けるまで15分置きます。
理由: 急いで抜くと身が締まって硬くなります。
ふたを開け、残りの調味料とゆで卵を入れて中火で7分煮ます。
理由: 後半で味を足すと表面だけ濃くなりません。
肉の中心まで火が通ったか確認し、煮汁が3割減るまで煮詰めます。
理由: 骨のきわまで白く火が入っていれば安心です。
火を止めて10分置き、器に盛って煮汁をかけます。
理由: 休ませると味が全体になじみます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 煮汁ごと密閉容器へ。冷蔵で3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 手羽元と煮汁のみを小分けにして冷凍し、3週間ほどで使います。大根は避けます。 |
| 温め直し | 鍋に移してふたをし、弱火で8分。中心が熱くなるまで温めます。 |
アレンジ
- こんにゃく1枚を手でちぎって加圧時に加えると、かさが増えて食べごたえが出ます。
- 仕上げに黒こしょうを挽くと、甘辛い煮汁が引き締まります。
- しょうゆの1/3をみそに替えると、こくのあるみそ煮になります。
手羽元はたんぱく質とゼラチン質を含み、大根の水分と合わせて汁ごといただけます。
講師への質問
- 圧力鍋がないときはどうすればいいですか
- 厚手の鍋で水を450mlに増やし、落としぶたをして弱火で45分煮てください。途中で一度上下を返すと味が均一になります。
- 手羽先や手羽中でも作れますか
- 作れます。手羽先は加圧6分、手羽中は5分に短くしてください。骨が細いぶん火の通りが早くなります。
- 煮汁が水っぽいときはどうすればいいですか
- ふたを外して中火で5〜7分、鍋底が見えるほど混ぜながら煮詰めます。とろみは自然に出ます。