トマトバジルパスタ|レシピと作り方のコツ
完熟トマトの甘みとバジルの香りだけで組み立てるのがトマトバジルパスタです。短時間で果肉を崩し、香りを飛ばさない順番で和えると、家庭のコンロでも味がきちんと決まります。
先生の一言
- ソースが水っぽい → トマトを煮る時間が足りません。中火で2〜3分足し、へらで筋が残る濃さまで詰めてください。
- にんにくが苦い → 火が強すぎて色が濃くなっています。弱火で3分、薄いきつね色で止めるのが目安です。
- 麺とソースが分かれる → ゆで汁を入れていません。大さじ4を加え、中火で1分あおって混ぜ直します。
25分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- スパゲッティ320g太さ1.6mmを目安に
- 完熟トマト500gへたを取り、湯むきして2cm角に切る
- にんにく2かけ薄切りにして中心の芽を除く
- バジルの葉15枚包丁を使わず手でちぎる
- オリーブ油大さじ3半量は仕上げ用に取り分ける
- 塩小さじ1/3ソースの下味用
- ゆで湯用の塩大さじ1湯2Lに対しての量
- 砂糖ひとつまみ酸味が強いトマトのときだけ
- 粗びき黒こしょう少々仕上げにひく
- 粉チーズ大さじ2好みで、なくてもよい
作り方
鍋に湯2Lを沸かし、塩大さじ1を溶かして沸騰を保ちます。
理由: 湯が少ないと麺が湯温を下げ、表面だけふやけます。
フライパンにオリーブ油大さじ1.5とにんにくを入れ、弱火で3分温めます。
理由: 冷たい油から始めると焦がさずに香りだけ移せます。
トマトと塩を加え、中火で7分、果肉が崩れてとろみが出るまで煮ます。
理由: 水分を飛ばす時間が短いと、和えたとき味がぼやけます。
表示より1分短くゆでた麺を、ゆで汁大さじ4とともにフライパンへ移します。
理由: ゆで汁のでんぷんが油と水をつなぎ、絡みが良くなります。
中火で1分あおって全体をなじませ、いったん火を止めます。
理由: 火を止めてから香りを入れると、香りが飛びません。
バジルと残りのオリーブ油大さじ1.5を加え、余熱で20秒和えます。
理由: バジルは加熱しすぎると黒ずみ、香りが弱まります。
器に盛り、粗びき黒こしょうをふり、好みで粉チーズをかけます。
理由: こしょうは最後にひくと香りが立ったまま届きます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | ソースだけなら密閉容器で2〜3日が目安です。麺と和えたものは当日中にお召し上がりください。 |
|---|---|
| 冷凍 | ソースを小分けにして冷凍で約1か月が目安です。バジルは解凍後に加えます。 |
| 温め直し | 凍ったまま弱めの中火で5分、ときどき混ぜながら温め直します。 |
アレンジ
- 火を止めてからちぎったモッツァレラを加え、余熱で半分だけ溶かします。
- 素焼きにしたなすやズッキーニを最後に加えると、食べごたえが出ます。
- ソースを冷ましてから細麺と和え、冷製に仕立てます。
トマトにはカリウムやビタミンCを含みます。
講師への質問
- 旬でないトマトしか手に入らないときはどうすればいいですか
- 水煮の缶詰400gに替え、砂糖ひとつまみと塩少々で味を整えてください。生のトマト100gを加えると香りが近づきます。
- バジルが余ったときはどうすればいいですか
- 洗わずに湿らせた紙で包み、袋に入れて冷蔵室のドアポケットで3日ほど持ちます。長く置くならオリーブ油に浸して冷蔵してください。