トマトパスタ|レシピと作り方のコツ
トマトの酸味と甘みがオイルに溶け出したところが、トマトパスタのいちばんのごちそうです。缶詰のトマトで作る基本のレシピを、ソースの煮詰め加減とゆで汁の使い方まで手順どおりにご案内します。
先生の一言
- ソースが水っぽくて麺に絡まない → 麺を入れる前に、木べらで鍋底に筋が残るまで煮詰めてください。
- 酸味が強く角が立つ → 砂糖小さじ1/2かバター5gを加え、中火でさらに2分煮ます。
- 麺が伸びてしまう → ゆで上がり1分前に引き上げ、残りはフライパンの中で仕上げます。
25分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- スパゲッティ320g1.6mm前後。表示より1分短くゆでる
- カットトマト缶400g汁ごと使う
- にんにく2かけ芯を除いて薄切り
- 玉ねぎ100g繊維を断つようにみじん切り
- オリーブ油大さじ3半量は仕上げ用に取り分ける
- 塩小さじ1/2ソース用。ゆで湯の塩とは別
- ゆで湯用の塩大さじ1湯2リットルに対して
- 砂糖小さじ1/2酸味が立つときだけ
- 粉チーズ大さじ2仕上げに混ぜる
- 乾燥バジル小さじ1/2指で粗くつぶして香りを出す
- 黒こしょう少々粗びきを仕上げに
作り方
鍋に湯2リットルを沸かし、塩大さじ1を溶かして中火を保ちます。
理由: 湯が少ないと麺が泳がず、ソースが絡みにくくなります。
フライパンにオリーブ油大さじ1と1/2とにんにくを入れ、弱火で3分温めます。
理由: 冷たい油から始めると香りだけが移り、焦げません。
玉ねぎを加えて中火で4分、透き通るまで炒めます。
理由: 甘みを引き出しておくと砂糖に頼らずに済みます。
トマト缶を汁ごと加え、中火で8分、木べらで鍋底に筋が残るまで煮ます。
理由: 水分を飛ばすほど麺にまとわりつきます。
表示より1分短くゆでた麺とゆで汁お玉1杯を加え、強めの中火で1分あおります。
理由: ゆで汁のでんぷんが油と水をつなぎます。
火を止め、残りのオリーブ油と乾燥バジル、粉チーズ、黒こしょうを混ぜます。
理由: 火を止めてから加える油がいちばん香ります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | ソースだけなら密閉容器で冷蔵3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | ソースは小分けにして冷凍1か月が目安。ゆでた麺は向きません。 |
| 温め直し | 凍ったまま弱めの中火で温め、水大さじ2でのばします。 |
アレンジ
- ツナ缶の汁気を切って加えると、うまみが厚くなります。
- なすを1cm厚さに切って先に焼き、ソースに合わせます。
- 赤唐辛子1本を油の段階から入れると辛口になります。
トマトの水分が多く、油脂は仕上げに加える量で加減できます。
講師への質問
- 生のトマトで作るときはどうすればいいですか
- 完熟トマト450gを湯むきしてざく切りにし、煮る時間を12分に延ばしてください。水分が多いぶん煮詰めが要ります。
- にんにくが焦げてしまうときはどうすればいいですか
- 冷たい油に入れて弱火で3分が目安です。色づいたら一度取り出し、仕上げに戻すと苦みが出ません。
- 麺が余ったときはどうすればいいですか
- 和える前の麺にオリーブ油を薄くまとわせ、冷蔵で翌日までが目安。フライパンで温め直します。