トマト缶のミートソース|レシピと作り方のコツ
トマト缶のミートソースは、旬に関係なく安定した味が作れるのが強みです。缶の酸味をどう飛ばすか、ひき肉をどこまで焼きつけるか、この二点でできあがりが変わります。
先生の一言
- 酸味が残る → 煮立てが足りません。ふたを外して中火で5分煮立て、砂糖を小さじ1/2足してください。
- 肉がぱさつく → 触りすぎです。広げて2分焼きつけてから返し、その後は手数を減らしてください。
- 水っぽい → 野菜の水分が残っています。ふたをずらして10分追加で煮詰めてください。
50分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 合いびき肉400g使う30分前に冷蔵庫から出します
- トマト缶(ホール)400g手でつぶしておきます
- 玉ねぎ1個みじん切りにします
- にんじん1/2本みじん切りにします
- セロリ1/2本筋を取ってみじん切りにします
- にんにく1片芯を取ってみじん切りにします
- オリーブオイル大さじ2炒め用
- ローリエ1枚煮込みの途中で入れます
- ウスターソース大さじ1こくを補います
- 砂糖小さじ1缶の酸味を和らげます
- 塩小さじ1仕上げに味を決めます
- 黒こしょう少々粗びきで
作り方
鍋にオイルとにんにくを入れ、弱火で2分香りを出します。
理由: 弱火から始めると焦げず、香りだけ油に移ります。
玉ねぎ、にんじん、セロリを加え、中火で10分、色づくまで炒めます。
理由: しっかり炒めると野菜の甘みが出て、砂糖に頼らずに済みます。
ひき肉を広げて入れ、2分触らずに焼きつけてから返し、中まで火が通るまで炒めます。
理由: 動かさず焼きつけると、香ばしい面ができてうま味が増します。
トマト缶を加えて木べらでつぶし、中火で5分、ぶくぶくと煮立たせます。
理由: しっかり煮立てると缶特有の酸味が飛びます。
ローリエと砂糖、ウスターソースを入れ、弱火で20分ふたをずらして煮ます。
理由: ずらすことで水分が抜け、濃さがまとまります。
ローリエを取り出し、塩とこしょうで味を決めて火を止めます。
理由: 最後に塩を入れると煮詰まりによる塩辛さを避けられます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷まして密閉容器に入れ、冷蔵で3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 小分けにして冷凍で1か月が目安です。平らにすると解凍が早くなります。 |
| 温め直し | 鍋に移して弱火で5分、中心まで温めてください。水を大さじ1足すとのびます。 |
アレンジ
- 牛のひき肉だけにすると、味が濃く重心の低い仕上がりになります。
- きのこを加えると、うま味が増して肉の量を減らせます。
- ゆでたじゃがいもと重ねてチーズをのせ、焼けば別の一皿になります。
ひき肉にはたんぱく質を、トマトにはリコピンを含みます。
講師への質問
- ホール缶とカット缶はどちらを使えばいいですか
- 煮込むならホールが向きます。果肉が厚く、つぶしながら煮ると濃度が出ます。時間がない日はカットで構いません。
- ひき肉の火の通りはどう確かめればいいですか
- 全体が赤みなく茶色に変わり、切っても中心まで色が変わっている状態が目安です。塊があればほぐしてください。
- 作り置きしたものをおいしく使うにはどうすればいいですか
- 温め直すときに水を大さじ1とオリーブオイルを小さじ1足してください。乾いた口当たりが戻ります。