トマト缶の煮込みハンバーグ|レシピと作り方のコツ
ソースを別に用意しなくても、トマト缶ひとつで深い味になります。トマト缶の煮込みハンバーグを、たねの割れを防ぐ練り方から、煮込む時間、中心まで火が通ったかの確かめ方まで、順を追ってご案内します。
先生の一言
- 煮込み中に割れた → 空気抜きが足りません。手のひらで10回ほど打ちつけてから成形してください。
- ソースが酸っぱい → 煮詰まりが足りません。ふたを取って弱火で5分煮詰め、砂糖を小さじ1足します。
- 中が生っぽい → 厚みがありすぎます。2cm程度に平たくし、弱火で5分追加して竹串で確かめてください。
50分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 合いびき肉500g冷蔵庫から出したてを使います
- 玉ねぎ1個(200g)みじん切りにして炒め、冷ましておきます
- パン粉40g牛乳に浸してふやかします
- 牛乳60mLパン粉を浸す用です
- 卵1個溶いてつなぎに使います
- 塩小さじ1(5g)先に肉だけに入れて練ります
- こしょう・ナツメグ各少々香りづけです
- カットトマト缶1缶(400g)そのまま加えます
- 水150mL缶をゆすいで加えると無駄が出ません
- 固形スープの素1個煮汁の下地になります
- ウスターソース大さじ1こくと酸味をまとめます
- 砂糖小さじ2トマトの酸味を和らげます
- しめじ1パック(100g)石づきを落としてほぐします
- サラダ油大さじ1焼き色をつける用です
作り方
ひき肉に塩だけを加え、白っぽく粘りが出るまで1分練ります。
理由: 塩を先に入れると肉がつながり、割れにくくなります。
冷ました玉ねぎ、ふやかしたパン粉、卵、こしょう、ナツメグを加えて混ぜます。
理由: 玉ねぎが熱いと脂が溶けて、たねがゆるみます。
4等分して小判形にまとめ、両手でキャッチボールして空気を抜き、中央をくぼませます。
理由: 空気が残ると煮込むときに割れます。
フライパンに油を熱し、強めの中火で片面2分ずつ焼き色をつけます。
理由: 焼き色は香りのもとで、この段階では中まで火を通しません。
トマト缶、水、スープの素、ウスターソース、砂糖、しめじを加えます。
理由: 煮汁がハンバーグの半分ほど浸る量が目安です。
ふたをして弱火で20分、途中で一度返しながら煮込みます。
理由: 静かに煮ることで割れず、中までじっくり熱が入ります。
竹串を中央に刺し、透明な肉汁が出て中心まで色が変わったか確かめて仕上げます。
理由: 赤い汁が出たら、ふたをして弱火で5分追加します。
保存と温め直し
| 冷蔵 | ソースごと密閉容器に入れ、冷蔵で3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 1個ずつソースと一緒に包み、冷凍用袋で1か月ほど保存できます。 |
| 温め直し | 凍ったまま鍋に入れ、ふたをして弱火で10分。中心まで熱くなったか確かめてください。 |
アレンジ
- とろけるチーズを最後にのせ、ふたをして1分溶かします。
- なすとズッキーニを加え、野菜の多い煮込みにします。
- 赤ワイン50mLを煮汁に加え、大人向けの深い味にします。
ひき肉とトマト、きのこを合わせるので、主菜として野菜も一緒にとれます。
講師への質問
- たねがゆるくてまとまらないときはどうすればいいですか
- パン粉を大さじ2足して10分冷蔵庫で休ませてください。冷えると脂が締まり、扱いやすくなります。
- デミグラス風にしたいときはどうすればいいですか
- ウスターソースを大さじ2に増やし、しょうゆ小さじ1とバター10gを仕上げに加えます。色も味も濃くまとまります。
- 前日に仕込みたいときはどうすればいいですか
- 成形して焼き色をつけたところまで済ませ、冷蔵で一晩置けます。翌日は煮汁を加えて20分煮込むだけです。