トマト缶のトマトパスタ|レシピと作り方のコツ
トマト缶のトマトパスタは、缶を開けてから20分ほどで作れる頼もしい一皿です。にんにくの香りを油に移し、トマトの酸味を煮詰めて甘みに変えるのが要で、その作り方の勘所を順にお伝えします。
先生の一言
- ソースが水っぽい → 煮詰めが足りません。底に線が引ける濃さまで、中火であと2〜3分煮てください。
- 酸味が強い → 砂糖を小さじ1/4足すか、玉ねぎをもう2分炒めて甘みを補います。
- 麺とソースが分離する → ゆで汁を大さじ2足し、強火で手早くあおると一つにまとまります。
25分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- スパゲッティ240g1.6mmの太さが扱いやすい
- ホールトマト缶1缶(400g)手でつぶしておく
- にんにく2かけ芯を取って薄切り
- 玉ねぎ1/2個(100g)みじん切り
- オリーブオイル大さじ2香り出しと炒め用
- 塩小さじ1/3ソースの味付け用
- 砂糖小さじ1/2酸味をやわらげる
- ゆで湯用の塩大さじ1湯2Lに対して
- バジルの葉4枚手でちぎる
- 粗びき黒こしょう少々仕上げに
- 粉チーズ大さじ1好みで
作り方
鍋に湯2Lを沸かし、塩大さじ1を入れます。
理由: 湯に対して約0.7%の塩で、麺そのものに下味がつきます。
フライパンに油とにんにくを入れ、弱火で3分ほど香りを出します。
理由: 冷たい油から始めると焦げずに香りだけが移ります。
玉ねぎを加え、中火で4分、透き通るまで炒めます。
理由: 甘みを先に引き出すと砂糖に頼らずに済みます。
つぶしたトマトを加え、中火で8分煮詰めます。
理由: ヘラで底に線が引ける濃さが煮詰めの目安です。
塩と砂糖で味を決め、表示より1分短くゆでた麺を加えます。
理由: 残り1分をソースの中で仕上げると絡みが変わります。
ゆで汁大さじ3を加え、強火で30秒あおって乳化させます。
理由: 油と水分がつながり、ソースが麺に乗ります。
器に盛り、黒こしょうとバジル、好みで粉チーズをふります。
理由: 香りものは火を止めてから、が鉄則です。
保存と温め直し
| 冷蔵 | ソースのみ密閉容器で冷蔵3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | ソースを小分けにして冷凍3週間が目安です。 |
| 温め直し | 小鍋に移し、水大さじ1を加えて弱火で3分、混ぜながら温めます。 |
アレンジ
- ツナ1缶を加えてうまみを足す
- 素揚げしたなすを加える
- 唐辛子1本を油の段階から入れて辛口に
トマトはうまみのもとになるグルタミン酸を含みます。
講師への質問
- ホール缶とカット缶はどちらを使えばいいですか
- 甘みとコクを出したい日はホール、時間のない日はカットです。ホールは手でつぶすとむらなく煮えます。
- にんにくが焦げてしまうときはどうすればいいですか
- 油が温まる前に入れ、弱火のまま動かさずに待ってください。色づき始めたら火から外し、余熱で進めます。
- ゆで汁を残し忘れたときはどうすればいいですか
- 湯に塩をひとつまみ溶かしたもので代用できます。分量は大さじ3、強火であおって乳化させてください。