豆苗炒め|レシピと作り方のコツ
豆苗炒めは、シャキッとした歯ざわりが身上の手早い一皿です。強めの火で短く炒めるのが要で、フライパンに入れてから盛りつけるまでおよそ二分。豆苗の甘みと茎の香りをそのまま残す焼き方をご案内します。
先生の一言
- 水っぽく仕上がる → 豆苗の水気を拭き、加える前にフライパンをよく熱しておきます。
- 豆苗がしんなりしすぎる → 加えてからの加熱を1分で切り上げ、余熱で仕上げます。
- 味がぼやける → 調味料を鍋の中央に落とさず、鍋肌から回し入れて一気に絡めます。
10分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- 豆苗2パック(200g)根を切り落とし半分の長さに切る
- 豚こま切れ肉120g大きいものは食べやすく切る
- にんにく1かけ(8g)薄切り
- ごま油大さじ1
- 酒大さじ1肉に下味としてもみ込む
- しょうゆ小さじ2鍋肌から回し入れる
- オイスターソース小さじ1
- 塩小さじ1/5
- こしょう少々仕上げにふる
- 白いりごま小さじ1
作り方
豆苗は根を切り、半分の長さに切って、水気があればしっかり拭きます。
理由: 水がついたままだと蒸れて、炒めても水っぽくなります。
豚こま切れ肉に酒をもみ込み、5分おいて下味をなじませます。
理由: 酒が肉のこわばりをほどき、加熱後もやわらかく仕上がります。
フライパンにごま油とにんにくを入れ、弱火で1分、香りを出します。
理由: 冷たい油から始めるとにんにくが焦げません。
中火にして豚肉を広げ、2分半炒めて中心まで完全に火を通します。
理由: 赤い部分が残らないよう、ほぐしながら色の変化を見ます。
強火にして豆苗を一気に加え、大きく混ぜながら1分だけ炒めます。
理由: 長く炒めると水が出て、しんなりして甘みが逃げます。
しょうゆ、オイスターソース、塩を鍋肌から回し入れ、20秒あおります。
理由: 鍋肌に当てると調味料が香ばしく立ちます。
こしょうと白いりごまをふり、すぐ器に盛って熱いうちに出します。
理由: フライパンに置くと余熱で火が入り、歯ざわりが失われます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 汁気をきって密閉容器で冷蔵1日。歯ざわりは当日がいちばんです。 |
|---|---|
| 冷凍 | 冷凍は向きません。解凍すると水が出て、茎が繊維だけ残ります。 |
| 温め直し | フライパンに油をひかず強火で40秒。電子レンジだと水っぽくなります。 |
アレンジ
- 豚肉を桜えび10gに替え、塩を小さじ1/4にして軽い味に振ります。
- 溶き卵2個を先に炒めて取り出し、最後に戻して卵炒めにします。
- 豆板醤を小さじ1/2加えて、ご飯の進む辛みをつけます。
緑黄色野菜と肉のたんぱく質を一度に取り合わせられます。
講師への質問
- 豆苗の根はどうすればいいですか
- 浅く水を張った容器に立てて日の当たる場所に置くと、7〜10日でもう一度収穫できます。水は毎日替えてください。
- 火力の弱いコンロで作るときはどうすればいいですか
- 豆苗を半量ずつ二回に分けて炒めます。一度に入れると鍋の温度が下がり、蒸れて水っぽくなります。
- 肉なしで作りたいときはどうすればいいですか
- 厚揚げ150gを角切りにして先に焼き色をつけてください。こくが出て、豆苗だけより食べごたえが増します。