鶏団子鍋|レシピと作り方のコツ
ふんわりした団子からうまみが出て、汁まで残らないのが鶏団子鍋のよいところです。ひき肉のこね方、団子を崩さない落とし方、具を入れる順番まで、卓上で失敗しない形にしてご案内します。
先生の一言
- 団子が煮汁でばらける → 練りが足りません。塩だけで1分練って粘りを出してから、卵と粉を混ぜます。
- 団子がかたく締まる → こねすぎと煮すぎです。混ぜは全体がなじむまで、ゆでは浮いてから3分で止めます。
- 汁がにごって重い → あくを取っていないためです。団子を入れた直後の泡をおたまですくいます。
35分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 鶏ひき肉400gもも肉ならこく、むね肉なら軽い口当たりに
- 卵1個つなぎ。よく溶いておく
- 片栗粉大さじ1つなぎ。粉のまま加える
- 長ねぎ1/2本(50g)みじん切り。団子用
- しょうが15gすりおろす
- 塩小さじ1/3先に肉だけに入れて練る
- だし汁1200ml昆布でとったもの
- 酒大さじ2煮汁用
- 薄口しょうゆ大さじ2煮汁用
- 白菜1/4個(500g)軸はそぎ切り、葉はざく切り
- しめじ1パック(100g)根元を落としてほぐす
- 木綿豆腐1丁(300g)8等分に切る
- 春菊1束(150g)根元を落として5cm長さ
作り方
ボウルにひき肉と塩を入れ、粘りが出るまで1分ほど練ります。
理由: 塩だけで先に練ると、肉がまとまって崩れにくくなります。
卵、片栗粉、ねぎ、しょうがを加え、全体がなめらかになるまで混ぜます。
理由: 水分の多い材料は後入れ。先に入れるとゆるくなります。
鍋にだし汁、酒、薄口しょうゆを入れ、中火で煮立てます。
理由: 煮立った汁に落とすと、団子の表面が固まって形が保てます。
スプーン2本で団子を丸め、煮汁に落として中火で7分ゆでます。
理由: 浮いてからさらに3分。中心まで火を通すためです。
団子をひとつ割り、中心まで白くなっているのを確かめ、あくを取ります。
理由: 鶏のひき肉は中心まで加熱するのが決まりです。
白菜の軸、しめじ、豆腐を入れて中火で6分、葉と春菊を加えて2分煮ます。
理由: かたい順に入れると、火の通りがそろいます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 具と汁を分けずに保存容器へ。冷蔵で2日ほどが目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 団子だけをゆでた状態で小分けにし、冷凍で3週間ほどが目安です。 |
| 温め直し | 鍋に移して弱火で5分。煮立てすぎると団子が締まります。 |
アレンジ
- 煮汁にみそ大さじ2を溶けば、こくのあるみそ仕立てになります。
- 団子に刻んだれんこんを混ぜると、しゃきっとした歯ざわりが加わります。
- 残った汁でうどんやご飯を煮れば、締めの一杯になります。
鶏肉と豆腐でたんぱく質を、白菜と春菊で食物繊維を含む一鍋です。
講師への質問
- 団子を前もって作っておくときはどうすればいいですか
- 丸めてバットに並べ、ラップをして冷蔵で半日までが目安です。生のまま冷凍すれば3週間ほどもちます。
- 団子に火が通ったか分からないときはどうすればいいですか
- ひとつ取り出して割ってください。中心まで白く、透明な汁が出れば大丈夫です。赤みが残れば2分足します。
- 汁の味を濃くしたいときはどうすればいいですか
- 薄口しょうゆを大さじ1足し、塩ひとつまみで整えてください。具から水分が出るので、途中で味を見ます。