鶏胸肉の照り焼き|レシピと作り方のコツ
甘辛いたれをまとった鶏胸肉の照り焼きは、冷めてもかたくなりにくく弁当にも向きます。厚みをそろえる切り方、蒸し焼きの時間、たれを煮からめる火加減を押さえて、しっとり仕上げます。
先生の一言
- 肉が締まってぱさつく → 蒸し焼きが長すぎます。5分で止め、余熱で仕上げると水分が残ります。
- たれが焦げて苦い → 強火で煮詰めています。中火にし、油をふいてからたれを入れてください。
- 皮がはがれてしまう → 早く返しすぎです。焼き色がつく3分までは触らずに置きます。
25分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- 鶏むね肉2枚(約500g)皮を残し、厚い部分を開いて1.5cm厚さにそろえる
- 塩小さじ1/3下味。もみ込んで10分置く
- 酒大さじ1下味。水分を含ませる
- 片栗粉大さじ1焼く直前に薄くまぶす
- サラダ油大さじ1焼き用
- しょうゆ大さじ2たれ用。混ぜておく
- みりん大さじ2たれ用。照りが出る
- 酒大さじ1たれ用
- 砂糖小さじ2たれ用。好みで加減
- キャベツ150gせん切りにして添える
作り方
鶏肉を開いて厚さ1.5cmにそろえ、塩と酒をもみ込んで10分置きます。
理由: 厚みがそろうと焼きむらが出ず、片側だけ乾くことがありません。
水気をふき、片栗粉を薄くまぶします。
理由: 粉がたれを受け止め、肉汁も逃しにくくなります。
油を熱し、皮目を下にして中火で3分、焼き色がつくまで動かさず焼きます。
理由: 動かさないほうが皮がはがれず、香ばしくなります。
返してふたをし、弱めの中火で5分蒸し焼きにします。
理由: 蒸気で中まで火が入るので、表面を焦がさずに済みます。
厚い部分を割り、中心まで白く肉汁が澄んでいることを確かめます。
理由: 赤みが残れば弱火で1分ずつ足します。生焼けのまま次へ進みません。
余分な油をふき、合わせたたれを回し入れて中火で1分半、とろみがつくまでからめます。
理由: 煮詰めすぎると塩辛くなるので、泡が細かくなったら止めます。
火を止めて2分置いてから、そぎ切りにして盛り、キャベツを添えます。
理由: 少し休ませると肉汁が落ち着き、切っても流れ出ません。
保存と温め直し
| 冷蔵 | たれごと保存容器に入れて冷蔵で2日ほどが目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 切り分けてたれと一緒に小分けにし、冷凍で3週間ほどが目安です。 |
| 温め直し | フライパンに水小さじ1を入れ、ふたをして弱火で3分。しっとり戻ります。 |
アレンジ
- たれにすりおろししょうがを小さじ1加えると、後味が締まります。
- 仕上げに粗びき黒こしょうと白ごまをふると、香りが立ちます。
- 薄切りにしてご飯にのせ、たれを回しかければ丼になります。
鶏むね肉はたんぱく質を多く含みます。たれの糖分と塩分は量でご調整ください。
講師への質問
- 弁当に入れるときはどうすればいいですか
- 切り分けてから完全に冷ましてください。たれは煮詰めぎみにすると水が出ず、ご飯がべたつきません。
- もも肉で作るときはどうすればいいですか
- 同じ手順で構いませんが、脂が出るのでこまめにふき取ってください。蒸し焼きは4分で足ります。
- たれが余ったときはどうすればいいですか
- ご飯にかけるか、ゆで野菜にからめてください。冷蔵で3日ほど、別容器に取り分けて保存できます。