月見団子|レシピと作り方のコツ
月見団子は、秋の夜に十五個を積み上げて供する素朴な菓子です。粉と水と砂糖だけで作れますので、丸め方とゆで加減という二つの勘どころを押さえた作り方をご紹介します。
先生の一言
- 表面がひび割れた → こねが足りないか水分不足です。霧を吹いてもう3分こね直してから丸めます。
- 中心が粉っぽい → ゆで時間が短い状態です。浮いてから2分数え、切って断面を確かめてから引き上げます。
- 団子どうしがくっついた → 冷水にさらす時間が短いためです。1分しっかり冷やし、水気を切ってから積みます。
45分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 上新粉150gふるっておく
- 白玉粉50g指でつぶして粒をなくす
- 砂糖20g粉に混ぜておく
- 熱湯160ml沸かしたてを使う
- 打ち粉用の片栗粉10g手と台に薄く
- こしあん150g添える分。15gずつに分ける
- きな粉20g砂糖小さじ1と塩少々を混ぜる
作り方
上新粉、白玉粉、砂糖を混ぜ、熱湯を三回に分けて加え木べらで混ぜます。
理由: 熱湯を使うと粉が糊化し、なめらかにまとまります。
手で触れる熱さになったら5分こね、耳たぶくらいの硬さに整えます。
理由: こねが足りないと表面がひび割れます。
15等分して手のひらで転がし、直径3センチの丸に整えます。
理由: 大きさをそろえるとゆで上がりの時間も同じになります。
たっぷりの湯を強火で沸かし、団子を入れて中火で7分ゆでます。
理由: 浮いてからさらに2分置くと中心まで火が通ります。
冷水に取って1分さらし、ざるに上げて水気を切ります。
理由: 急に冷やすと表面が締まり、つるりとした口当たりになります。
器に9個、4個、2個の順に積み、こしあんときな粉を添えます。
理由: 下段から順に置くと崩れずに積み上がります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵で2日が目安。乾かないようラップで包みます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 一個ずつ包んで冷凍で2週間が目安です。 |
| 温め直し | 凍ったまま熱湯で3分ゆで直すと、作りたてに近い弾力が戻ります。 |
アレンジ
- みたらしのたれを絡めて焼き目をつける
- ゆで上げにごまだれをかける
- ゆでたかぼちゃを20g生地に練り込んで色を出す
米の炭水化物とあんの糖分を含みます。
講師への質問
- 白玉粉だけで作ってもいいですか
- 作れますが、やわらかく崩れやすくなります。積んで供するなら上新粉を主にして、白玉粉は口当たりを整える程度に加えるのが向いています。
- 固くなった団子はどうすればいいですか
- 熱湯で1分ゆで直すか、少量の水をふって電子レンジで20秒温めます。焼いてみたらしにするのも手です。
- 何個作ればいいですか
- 十五夜にちなんで15個を積む形が一般的です。人数が少ないときは5個を三段にしても形は整います。