うどんすき|レシピと作り方のコツ
だしを張った鍋に具とうどんを一緒に仕立てる、それがうどんすきです。締めを待たずに主役が入っている気楽さがあり、来客の日にも向きます。だしの割合から具の入れ順まで、レシピをお伝えします。
先生の一言
- つゆが濁って重くなる → うどんのぬめりが原因です。ざるで熱湯を回しかけてから鍋に入れます。
- 鶏の中が赤いまま → 火が弱すぎます。中火で7分を守り、太い部分を切って確かめてから取り分けます。
- うどんが伸びてしまう → 最初から全部入れています。2玉ずつ、食べる分だけ加えてください。
40分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- ゆでうどん4玉ざるに上げて熱湯を回しかけ、ぬめりを落とす
- 鶏もも肉300gひと口大に切り、余分な脂を取る
- 有頭えび4尾背わたを竹串で取り、殻の上から包丁目を入れる
- はまぐりまたはあさり8個塩水で30分砂抜きし、殻をこすり洗いする
- 白菜300g軸は5mmのそぎ切り、葉はざく切り
- 生しいたけ4枚石づきを落とし、かさに十字の切り込みを入れる
- 焼き豆腐1丁8等分に切って水気を切る
- 長ねぎ1本斜め薄切り
- 水菜1束5cmに切る
- だし汁(昆布とかつお)1400ml昆布を30分浸してから取る
- 薄口醤油大さじ4色を濁らせないため薄口を使う
- みりん大さじ3煮切ってから加える
- 塩小さじ1/2味を見て最後に調整
作り方
だし汁に薄口醤油、みりん、塩を合わせ、中火で温めて煮立つ直前で止めます。
理由: 煮立てるとだしの香りが飛び、後味が重くなります。
鍋に白菜の軸、焼き豆腐、しいたけを並べ、中火で5分煮ます。
理由: 火の通りにくいものから入れると仕上がりがそろいます。
鶏もも肉を加え、中火のまま7分、中心まで火を通します。
理由: 鶏は必ず中心まで加熱してから他の具を足します。
えびと貝を加え、えびは殻が赤くなってから中まで3分加熱します。
理由: 貝は口が開いてさらに1分置くと安心して食べられます。
うどんを加えて弱めの中火で3分、つゆを含ませます。
理由: 熱湯を回しかけたうどんはつゆを濁らせません。
白菜の葉、水菜、長ねぎを乗せ、しんなりしたら火を止めます。
理由: 葉物は最後です。長く煮ると色も香りも落ちます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 具とつゆを分けて容器に入れ、冷蔵で翌日まで。うどんは残さず食べ切ります。 |
|---|---|
| 冷凍 | つゆのみ製氷皿で冷凍し、1か月が目安です。 |
| 温め直し | 鍋に移して中火で温め、煮立つ直前で止めます。具は中心まで温め直します。 |
アレンジ
- だしにゆずの皮をひとかけ落とすと、香りが立って後口が軽くなります。
- 残ったつゆに卵を落として雑炊にすると、翌朝の一椀になります。
- 貝の代わりに白身魚の切り身を使う場合も、中心まで火を通してから取り分けます。
野菜と魚介、うどんが一つの鍋にそろうため、品数を増やさなくても食卓が組み立てられます。つゆを飲み干すと塩分が増えるので、量は加減してください。
講師への質問
- だしから取る時間がないときはどうすればいいですか
- 市販の白だしを表示どおりに割り、昆布を一片入れて10分置きます。香りが補われ、うどんすきらしいつゆに近づきます。
- 具を入れる順番はどうすればいいですか
- 根菜と豆腐、次に鶏、続いて魚介、最後にうどんと葉物です。火の通りにくい順で入れると、すべてがちょうどよく仕上がります。
- 冷凍うどんでも作れますか
- 作れます。凍ったまま入れず、袋の表示どおりに一度ゆでてから鍋に加えると、つゆが薄まらず食感も残ります。