ワンタン|レシピと作り方のコツ
ワンタンは、ひらひらの皮とやわらかな餡が汁の中でひとつになる楽しさがあります。皮の包み方と、ゆですぎない時間の見きわめを軸に、家庭で作れるワンタンレシピをお伝えします。
先生の一言
- ゆでている間に破れる → 餡が多すぎるか、留めが甘いです。小さじ1にとどめ、縁に水を付けて空気を抜いて留めてください。
- 餡がぱさつく → 練りが足りません。粘りが出るまでしっかり練り、片栗粉を必ず入れてください。
- 皮がくっついて団子になる → 一度に入れすぎです。鍋にゆとりを持たせ、二回に分けてゆでてください。
40分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- ワンタンの皮30枚乾かないよう、使う分以外は布巾をかけておく
- 豚ひき肉200g冷たいうちに練り始める
- 長ねぎ1/2本みじん切りにする
- しょうが1かけすりおろす
- しょうゆ大さじ1餡の下味に使う
- 酒大さじ1餡をやわらかくする
- ごま油小さじ2餡に混ぜて香りを出す
- 片栗粉小さじ2肉汁を抱え込ませる
- 水1.2Lスープ用
- 鶏がらスープの素大さじ1スープの味付けに
- 青ねぎ適量小口切りにして仕上げに散らす
- こしょう少々餡とスープの両方に少しずつ
作り方
ボウルにひき肉、しょうゆ、酒、片栗粉を入れ、粘りが出るまで2分練ります。
理由: 粘りが出ると肉汁が逃げず、ふっくら仕上がります。
長ねぎ、しょうが、ごま油、こしょうを加えて軽く混ぜます。
理由: 香味は後から混ぜると香りが飛びません。
皮の中央に餡を小さじ1のせ、縁に水を付けて三角に折ります。
理由: 餡は少なめが要。多いとゆでる間に破れます。
三角の両端を重ねて水で留め、乾かないよう布巾をかけます。
理由: 空気を抜いて留めると、ゆでても浮き上がりません。
鍋に水と鶏がらスープの素を入れて沸かし、こしょうで味を調えます。
理由: 先にスープを整えておくと、ゆで上がりに慌てません。
沸いた湯にワンタンを入れ、浮いてから3分ゆでます。
理由: 浮いてからの3分で、中心まで肉に火が通ります。
餡を一つ割って中心まで白いことを確かめ、器に盛って青ねぎを散らします。
理由: 確かめる一手間が、安心して食卓に出すこつです。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 包んだ生のものは当日中に。ゆでたものはスープと分けて2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 包んだ生のものを重ならないよう並べて冷凍し、1か月を目安に。凍ったままゆでられます。 |
| 温め直し | スープを沸かし、ワンタンを入れて2分温めてください。冷凍なら5分です。 |
アレンジ
- 餡にえびを刻んで混ぜると、歯ざわりと甘みが加わります。
- 揚げワンタンにすると、香ばしい前菜になります。中心まで火を通してください。
- スープにチンゲン菜やわかめを足すと、彩りと歯ざわりが出ます。
たんぱく質と炭水化物を含み、汁物として水分も取れます。
講師への質問
- 包むのに時間がかかって皮が乾くときはどうすればいいですか
- 使う分だけ取り出し、残りは袋のまま置いてください。ぬれ布巾をかけるとしっとりしすぎるので、乾いた布巾で軽く覆います。
- ゆで加減が分からないときはどうすればいいですか
- 浮いてから3分が目安です。心配なら一つ取り出して割り、餡の中心まで白く固まっているか確かめてください。
- 皮が余ったときはどうすればいいですか
- 細く切って揚げ、スープに散らすと香ばしい浮き実になります。冷凍もできますので無駄になりません。