焼肉の野菜|レシピと作り方のコツ
肉の合間に挟む一口が、卓全体の味を締めます。焼肉の野菜は、切り方と網に置く順番を決めておくだけで、生焼けも焦げも起きません。家の卓上で扱いやすい下ごしらえと焼き方の作り方をご案内します。
先生の一言
- 焦げるのに中が生 → 網に乗せすぎているのが原因です。一度に置くのは網の面積の6割までにし、火加減を中火に落としてください。
- 玉ねぎがばらけて落ちる → 輪切りのまま焼こうとすると起きます。切ったあとに楊枝を横から刺して留め、焼き上がってから抜きます。
- なすが油を吸って重くなる → 切ってすぐ油をかけると吸い込みます。水にさらして水気を拭き、焼く直前に片面だけ薄く塗ってください。
25分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- キャベツ300g芯を除き、5cm角のざく切りにする
- 玉ねぎ1個(200g)1cm厚の輪切りにし、ばらけないよう楊枝を刺す
- にんじん1/2本(80g)5mm厚の斜め切りにする
- かぼちゃ150g種とわたを除き、7mm厚のくし形に切る
- ピーマン3個(120g)縦半分に切り、種とへたを取る
- 生しいたけ6枚(120g)石づきを落とし、かさは切らずに使う
- エリンギ2本(100g)縦に4等分に手で裂く
- なす2本(160g)1cm厚の輪切りにし、水に3分さらして水気を拭く
- ごま油大さじ1焼く直前に野菜の片面へ薄く塗る
- 塩小さじ1/3焼き上がりにふる
- しょうゆ大さじ1つけだれ用に合わせる
- みりん大さじ1小鍋で30秒煮立ててアルコールを飛ばす
- おろしにんにく小さじ1/2つけだれに混ぜる
- 白すりごま大さじ1仕上げにふる
作り方
野菜をすべて切り、なすは水に3分さらして水気を拭き、種類ごとに皿へ並べます。
理由: 種類ごとに分けるのは、焼き時間が違うものを同時に網へ乗せないためです。
しょうゆ、煮切ったみりん、おろしにんにく、すりごまを混ぜてつけだれを作ります。
理由: みりんを一度煮立てると角が取れ、野菜の甘みを邪魔しません。
網かフライパンを中火で2分予熱し、かぼちゃとにんじんから並べて片面3分ずつ焼きます。
理由: かたい根菜を先に入れるのは、中心まで火が通るのに時間がかかるためです。
続いて玉ねぎとしいたけを乗せ、中火で片面2分半、返して2分焼きます。
理由: しいたけはかさを下にして後半に返すと、うまみの汁がこぼれません。
ごま油を塗ったなす、ピーマン、エリンギを中火で片面2分、返して1分半焼きます。
理由: なすは油を塗ってから焼くと、網に張り付かず水っぽくなりません。
最後にキャベツを弱めの中火で1分半、しんなりして縁が色づいたら取り上げます。
理由: 強火だと表面だけ焦げて中心まで火が入らないため、火を落として仕上げます。
焼けた順に塩を軽くふり、つけだれを添えて熱いうちに卓へ出します。
理由: 塩は焼き上がりにふると水分が出ず、野菜の甘みがはっきり残ります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 焼いた野菜は粗熱を取り、密閉容器で冷蔵2日が目安です。汁気が出たら捨ててから保存します。 |
|---|---|
| 冷凍 | かぼちゃとにんじんのみ冷凍に向き、平らに並べて2週間が目安です。なすとキャベツは食感が崩れるため向きません。 |
| 温め直し | 凍ったまま耐熱皿に広げ、電子レンジ600Wで1分半温めたあと、フライパンで30秒焼き直すと水っぽさが戻りません。 |
アレンジ
- つけだれをレモン汁小さじ2と塩に替えると、脂の多い肉の合間にちょうどよい酸味になります。
- アスパラガスとズッキーニを加えると、春から夏の卓に合う軽い組み合わせになります。
- 焼き上げた野菜を刻み、ご飯と混ぜて卓上でナムル風にすると締めの一皿になります。
野菜からは食物繊維とカリウムを含みます。
講師への質問
- 野菜が網に張り付くときはどうすればいいですか
- 予熱が足りていません。網を中火で2分しっかり温め、野菜の片面に薄く油を塗ってから乗せると張り付きにくくなります。
- 肉と一緒に焼くときの順番はどうすればいいですか
- 先に根菜を端に置き、中央で肉を焼きます。生の肉に触れたトングで野菜を扱わないよう、道具を分けてください。
- 前日に下ごしらえをしておきたいときはどうすればいいですか
- かぼちゃ、にんじん、玉ねぎは前日に切って冷蔵できます。なすは切ると色が変わるので当日に切ってください。