野菜パン|レシピと作り方のコツ
野菜パンは、生地そのものに野菜を練り込むところが楽しいパンです。にんじんとほうれん草で色も味も変わりますので、水分の調整を軸にした作り方を順に見ていきましょう。
先生の一言
- 生地がべたつく → 野菜の水分が多い状態です。打ち粉を小さじ1ずつ足し、こねる時間を2分延ばしてまとめます。
- 膨らみが弱い → 湯の温度が高すぎてイーストが働いていません。次回は35度前後を守り、指先で温度を確かめます。
- 色がくすんだ → ほうれん草を混ぜてから時間が経ちすぎです。刻んだら早めに生地へ入れ、一次発酵に進みます。
180分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 強力粉280gふるっておく
- にんじん80gすりおろして水気を軽く切る
- ほうれん草60gゆでて水気を絞り細かく刻む
- ドライイースト4gぬるま湯に溶かす
- 水130ml35度くらいに温める
- 砂糖20gイーストと一緒に溶かす
- 塩5g粉に混ぜる
- 無塩バター25g室温に戻す
- コーン(水煮)60g水気をよく切る
- 打ち粉用の強力粉10g台に薄く広げる
作り方
ぬるま湯にイーストと砂糖を溶かし、粉、塩、にんじんを加えて3分混ぜます。
理由: にんじんの水分があるので水は少しずつ足します。
台に出して8分こね、バターを加えてさらに5分こねます。
理由: 油脂は後から入れるほうが生地がまとまりやすくなります。
ほうれん草とコーンを混ぜ込み、丸めてボウルに入れます。
理由: 水気を切ってから混ぜると生地がべたつきません。
35度前後の場所で50分、二倍になるまで一次発酵させます。
理由: 指で押して穴が戻らなければ発酵の完了です。
8等分して丸め、濡れ布巾をかけて15分休ませます。
理由: 休ませると生地が緩み、形が整えやすくなります。
形を整えて天板に並べ、35度で35分二次発酵させます。
理由: ここで一回り大きくすると、焼き上がりがふんわりします。
190度に温めたオーブンで16分焼き、網にのせて20分冷まします。
理由: 冷ます間に蒸気が抜け、しっとりが落ち着きます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵で2日が目安。乾かないよう一個ずつ包みます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 包んで冷凍で3週間が目安です。 |
| 温め直し | 霧を吹いてトースターで4分、凍ったままなら6分温めます。 |
アレンジ
- かぼちゃをゆでてつぶし、にんじんの代わりに80g混ぜる
- 刻んだ玉ねぎとチーズをのせて総菜パンにする
- 生地を細長く伸ばしてスティック状に焼く
小麦の炭水化物と野菜の食物繊維を含みます。
講師への質問
- 野菜の水気はどこまで切ればいいですか
- にんじんは軽く握って汁がしたたらない程度、ほうれん草はしっかり絞ります。水分が残ると生地がまとまりません。
- 子どもが野菜を嫌がるときはどうすればいいですか
- すりおろして細かくし、コーンの甘みを足すと食べやすくなります。色を楽しめるよう小さく丸めるのも効きます。
- 翌日も柔らかく保つにはどうすればいいですか
- 完全に冷ましてから一個ずつ包みます。焼きたてを包むと蒸気で皮がふやけ、逆に味が落ちます。