ズッキーニのパスタ|レシピと作り方のコツ
夏の台所で色がきれいに映える一皿です。ズッキーニのパスタは、輪切りを油でじっくり甘くしてから和えるのが決め手で、教室でも人気のレシピです。少ない材料で作れて、平日の夕食にも来客にも向きます。
先生の一言
- ズッキーニが水っぽくべちゃっとする → 塩を最初にふらず、焼き色がついてから加えてください。塩は水を引き出します。
- 味がぼやけて締まらない → ゆで汁を足しすぎています。お玉1杯から始め、足りなければ少しずつ追加します。
- にんにくが苦い → 強火で炒めて焦がしています。冷たい油に入れて弱火で3分、色づく手前で止めてください。
25分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- スパゲッティ240g太さ1.6mm前後が絡みやすいです
- ズッキーニ2本(約400g)5mm厚の輪切り、両端は切り落とします
- にんにく2かけ包丁の腹でつぶしてから薄切りにします
- オリーブ油大さじ3半量は炒め用、半量は仕上げ用に取り分けます
- ベーコン80g1cm幅の短冊切りにします
- 赤唐辛子1本種を取り除いて輪切りにします
- 塩小さじ2ゆで湯2Lに対する分量です
- 塩小さじ1/3味を調える用に別に用意します
- こしょう少々仕上げに挽きたてを使います
- 粉チーズ大さじ3火を止めてから加えます
- レモン汁小さじ2仕上げに回しかけます
作り方
鍋に湯2Lを沸かし、塩小さじ2を入れます。ズッキーニは5mm厚の輪切りにします。
理由: 湯量が少ないと麺がくっつきますので、たっぷり沸かしてください。
フライパンにオリーブ油大さじ1.5とにんにく、赤唐辛子を入れ、弱火で3分香りを出します。
理由: 冷たい油から始めると、にんにくが焦げずに香りだけ移ります。
ベーコンを加えて中火で2分炒め、脂が透き通ったらズッキーニを入れます。
理由: ベーコンの脂を先に出すと、それが野菜の下味になります。
中火のまま触りすぎずに6〜7分焼き、両面に薄い焼き色をつけて塩小さじ1/3をふります。
理由: 動かさずに焼くと水が出ず、甘みが濃く残ります。
同時にパスタを袋の表示より1分短くゆで、ゆで汁お玉1杯を取り分けて湯を切ります。
理由: 短めに上げると、和えるあいだにちょうどよい歯ごたえになります。
フライパンにパスタとゆで汁を加え、中火で1分手早く混ぜて全体をなじませます。
理由: ゆで汁の塩気とでんぷんが、油と麺をつなぐ役目をします。
火を止め、残りのオリーブ油、粉チーズ、レモン汁、こしょうを加えて混ぜ、器に盛ります。
理由: 火を止めてから加えるとチーズが固まらず、香りも飛びません。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵で翌日まで。保存容器に平らに入れ、オリーブ油小さじ1をからめて乾燥を防ぎます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 麺が水っぽくなるため冷凍には向きません。具だけなら冷凍で2週間が目安です。 |
| 温め直し | フライパンに水大さじ2とともに入れ、ふたをして中火で2分蒸し焼きにします。 |
アレンジ
- ベーコンを厚切りハムやツナ缶に替えると、より軽い味わいになります
- 仕上げに刻んだ大葉やバジルを加えると、香りが立って夏向きになります
- 粉チーズの代わりに削ったチーズと生クリーム大さじ2で、こっくりした一皿になります
ズッキーニは水分が多く、カリウムやビタミンCを含みます。
講師への質問
- ズッキーニが大きくて種が気になるときはどうすればいいですか
- 縦半分に切ってスプーンで種の部分を軽くこそげ、半月切りにしてください。火の通りが早いので焼き時間は1分短めにします。
- パスタがフライパンの中で固まってしまうときはどうすればいいですか
- ゆで汁を大さじ2ずつ足しながら手早く混ぜてください。火は中火のまま、30秒以内に仕上げると固まりません。
- 肉なしで作りたいときはどうすればいいですか
- ベーコンを抜き、オリーブ油を大さじ1増やしてください。粉チーズを大さじ1多くすると、こくが補われます。