カニ缶|選び方と楽しみ方
封を開けた瞬間の香りだけで、その日の食卓が少しあらたまります。カニ缶レシピの選び方と使い分け、汁の生かし方、家にある材料での合わせ方を、教室でよく聞かれる順に並べました。
カニ缶とは
カニ缶は、ほぐした身や脚肉を塩水などに漬けて詰めた缶詰で、開けてすぐ使える贅沢な備えです。汁ごと使えるので、カニ缶レシピは卵料理や炊き込みご飯、スープまで一気に格が上がります。
よくある商品の種類
- 脚肉だけを詰めた形のよいタイプ
- ほぐし身が中心のフレークタイプ
- 脚肉とほぐし身を混ぜた並肉タイプ
- 爪の部分を詰めたタイプ
- 身の白さを保った白肉タイプ
- 赤い甲羅側の身を混ぜた紅ずわいのタイプ
- 汁気を減らした水煮の少量缶
- 小さめの一人分サイズ缶
選び方
- 料理で決めます。形を見せたい酢の物やサラダは脚肉タイプ、混ぜてしまう卵料理や炊き込みご飯はフレークタイプで十分です。
- 内容量と固形量の両方を見てください。同じ100gでも汁の割合が違い、実際に使える身の量が変わります。
- 身の白いものは上品で、赤みのあるものは香りが強めです。味の主役にするなら白肉、風味を効かせたいなら赤みを選びます。
おいしく楽しむコツ
- 汁は捨てずに使います。だしの代わりに卵液やスープに加えると、香りが一段深くなります。
- 軟骨のような薄い白い膜が入っていることがあるので、指でさっと取り除いてから使うと口当たりがよくなります。
- 卵と合わせるなら火を止める直前に加えます。長く煮ると身がほぐれ、香りも飛んでしまいます。
保存
未開封は常温の暗い場所で保存し、開けたら缶から出して密閉容器に移し、冷蔵で2日以内に使い切ってください。
講師への質問
- 缶の汁は使ってもいいのか、どうすればいいですか
- 使ってください。うま味と塩気があるので、スープや卵液に加えます。その分、塩や調味料は控えめに調整します。
- 身がぱさついて感じるときはどうすればいいですか
- 水気を切りすぎている場合が多いです。汁を少し戻すか、マヨネーズや溶き卵と合わせてしっとりさせてください。
- 残った分はどうすればいいですか
- 汁ごと小分けにして冷凍できます。2週間が目安で、解凍せずそのままスープや炒め物に入れると身が崩れにくいです。