鯖の水煮缶|選び方と楽しみ方
骨まで柔らかく、開ければすぐ一品になるのが鯖の水煮缶です。汁ごと使う考え方、塩分の調整、選び方と保存、みそ汁や炊き込みご飯への展開まで、台所での使いどころをお話しします。
鯖の水煮缶とは
結論から言えば、さばを食塩水とともに缶に詰め、缶ごと加熱して仕上げた常温保存の食品です。骨まで柔らかく身がほぐしやすいのが持ち味で、内容量190g前後、固形量140g前後のものが標準的です。
よくある商品の種類
- 食塩を加えた標準の水煮
- 食塩不使用の水煮
- みそ煮タイプ
- しょうゆ味付けタイプ
- オリーブオイル漬けタイプ
- レモンや香草で風味をつけた水煮
- 骨取り・皮なしの食べやすいタイプ
- 大容量の業務用サイズ
選び方
- 味を自分で決めたいなら水煮、そのまま食べるならみそ煮やしょうゆ味付けが向きます。
- 汁ごと使う料理には食塩を加えたもの、味付けを細かく調えたいときは食塩不使用が扱いやすいです。
- 固形量の表示を見ます。同じ内容量でも固形量が20gほど違うことがあります。
おいしく楽しむコツ
- 缶汁はうまみが溶けているので、みそ汁や炊き込みご飯には汁ごと入れ、その分の塩を控えます。
- 身をほぐして玉ねぎの薄切りと合わせ、酢とこしょうで和えると、そのままでも副菜になります。
- フライパンで水分を飛ばしながら中火で3分ほど加熱すると香りが立ち、パスタやチャーハンにも合います。
保存
未開封は直射日光を避けた常温で表示期限まで、開封後は必ず別の保存容器に移して冷蔵し、2日以内に使い切ります。
講師への質問
- 缶汁は捨てた方がいいですか
- 料理に使うならそのまま加えるのがおすすめです。うまみと塩分の両方が入っているので、加えた分だけ調味料を減らすと味が決まります。
- 生臭さが気になるときはどうすればいいですか
- しょうがの薄切りか刻んだ長ねぎを一緒に中火で2分ほど加熱します。酢や柑橘を数滴落とすのも手軽で、香りの角が取れます。
- 開けた缶をそのまま冷蔵庫に入れてもいいですか
- 移し替えるのが基本です。缶のまま置くと切り口が傷みやすく、味も落ちます。ふた付きの容器に汁ごと移して2日以内に使います。