アールスメロンの扱い方|レシピ・選び方・保存
網目の細かさと高い香りで、贈答の場に選ばれてきた果物です。アールスメロンは温室でていねいに育てられる青肉種で、食べごろの見きわめが味を大きく左右します。選び方と追熟、切り分けまでをご案内します。
先生の一言
- 見るのは網目です。細かく均一に盛り上がり、左右のつり合いが取れているものほど丁寧に育っています。
- 形は球に近く、ずしりと重いものを選びます。同じ大きさなら重いほうが果肉が詰まっています。
- つるが付いているものは、つるが細く乾きすぎていないものを。太く青いままなら食べごろまで日数があります。
旬の時期
主に5月〜9月が中心。温室栽培のため通年出回りますが、味がのるのは初夏から夏です。
保存方法
食べごろになるまでは常温の風通しのよい場所に置き、冷蔵庫には入れません。底の部分を軽く押してわずかに弾力が出て、香りが立ったら食べごろで、そこから冷蔵庫で2〜3時間冷やして召し上がります。切ったものはラップを密着させて冷蔵で2日以内が目安です。
下ごしらえ
- 縦半分に切り、スプーンで種とわたを取ります。わたにも果汁が多いので、ざるでこして飲み物に使えます。
- くし形に切ってから皮際に包丁を入れ、果肉を外します。皮に沿って一度で外すと形が整います。
- 冷やしすぎないことです。食べる2〜3時間前に冷蔵庫へ入れ、それ以上は甘みを感じにくくなります。
アールスメロンを使った料理
- そのまま冷やして
- 生ハムを添えた前菜
- メロンのシャーベット
- ヨーグルトあえ
- 白ワインビネガーを効かせたサラダ
- 果肉をつぶした冷たいスープ
- ゼリー寄せ
水分が多く、カリウムやビタミンCを含みます。
講師への質問
- 食べごろはどう見分ければいいですか
- 底の部分を指の腹で軽く押し、わずかに弾力を感じたら食べごろです。甘い香りが立つのも合図で、押して大きくへこむようなら熟しすぎです。
- まだ固いときはどうすればいいですか
- 常温の涼しい場所に置いて追熟させます。18〜22度で2〜5日が目安で、冷蔵庫に入れると追熟が止まりますのでご注意ください。
- 切ったあとの保存はどうすればいいですか
- 種とわたを取り除いてからラップを果肉に密着させ、冷蔵で2日以内に食べきります。わたを残すと傷みが早まります。