カンガルー肉の扱い方|レシピ・選び方・保存
赤身が濃く、脂の少なさが際立つ肉です。カンガルー肉は牛や豚と比べて水分が抜けやすいので、扱いのこつを知っておくと家庭でも扱えます。入手の目安から下ごしらえ、火の通し方までご案内します。
先生の一言
- 冷凍品は肉の色を見ます。濃い赤褐色で、袋の中に霜や氷の粒が多く付いていないものを選びます。
- 部位の表示を確かめます。ロースやフィレは焼き物向き、もも肉は煮込みやひき肉向きです。
- 厚みのそろったブロックを選びます。厚みが違うと中心まで均一に火を通すのが難しくなります。
旬の時期
通年。輸入の冷凍品が中心で、専門店や通信販売で扱われています。
保存方法
冷凍のまま保存し、冷凍庫で3か月が目安です。使う前日に冷蔵庫へ移して半日から一晩かけてゆっくり解凍し、解凍後は2日以内に調理します。一度解凍したものを再び凍らせると、水分が抜けて食感が大きく落ちます。
下ごしらえ
- 解凍後は表面の水分をしっかり拭き取ります。水気が残ると焼き色がつかず、蒸れた仕上がりになります。
- 脂が少ないため、オリーブ油やバターを塗って30分置くと乾きを防げます。
- 筋の多い部位は包丁で筋を切ってから使います。繊維に直角に切ると口当たりが変わります。
カンガルー肉を使った料理
- 赤ワイン煮込み
- ミートソース
- ハンバーグ
- カレー
- 薄切りにして野菜と炒める
- ロースト(中心まで火を通したもの)
- 串焼き
- そぼろ
たんぱく質を多く含み、脂質は牛や豚の一般的な部位より少なめです。
講師への質問
- 焼くときの火加減はどうすればいいですか
- 強火で表面に焼き色をつけ、その後は弱火でふたをして中心まで火を通します。厚さ2cmなら片面2分ずつ焼いてから弱火で6分が目安で、中心まで確実に加熱してください。
- かたくなってしまうときはどうすればいいですか
- 脂が少ないぶん、水分が抜けると固くなります。焼く前に油をまとわせ、焼き上がったらアルミ箔に包んで5分休ませてください。煮込みに回すのも確実な方法です。
- くせのある香りが気になるときはどうすればいいですか
- 赤ワイン、しょうが、にんにく、ローリエのいずれかで30分下味をつけてください。香りの強い香辛料と合わせると気にならなくなります。