車麩の扱い方|レシピ・選び方・保存
車麩は、輪の形に焼き上げた乾物で、煮汁を含むとぐっとこくが出ます。戻し方と絞り方さえ覚えれば、煮物にも揚げ焼きにも使えるレシピが広がる、常備しておきたい食材です。
先生の一言
- 輪の層が均一で、割れや欠けの少ないものを選びます。層が崩れていると戻したときに割れます。
- 厚みで用途が変わります。厚いものは煮物向き、薄いものは炒め物や汁物に向きます。
- 表面の焼き色が濃すぎないものが扱いやすいです。焦げの強いものは苦みが残ることがあります。
旬の時期
通年。乾物なので一年を通して手に入ります。
保存方法
乾いた状態なら密閉して常温で6か月が目安です。湿気を吸うと風味が落ちるので、乾燥剤と一緒に袋の口をしっかり閉じて保管してください。
下ごしらえ
- 40℃ほどのぬるま湯に10分浸けて戻します。熱湯だと表面だけ崩れ、中心が固いまま残ります。
- 戻したら両手で挟んで水気を絞ります。絞り具合が味の入り方を決めます。
- 下味をつけるなら、絞ったあとに醤油小さじ1をもみ込んでから調理します。
車麩を使った料理
- 煮物
- すき焼き
- 揚げ焼き
- 味噌汁の具
- 卵とじ
- 炒め物
- 甘辛焼き
- 鍋物
小麦のたんぱく質が主体で、乾物のまま軽く保存できます。
講師への質問
- 戻すときの湯加減はどうすればいいですか
- 40℃ほどのぬるま湯に10分が目安です。熱湯は表面が溶けて中心が固く残り、冷水は倍の時間がかかります。
- 煮ると崩れるのはどうすればいいですか
- 戻したあと絞りすぎず、煮る時間を8分までにしてください。煮汁が沸き立つと形が保てません。
- 味がしみないときはどうすればいいですか
- 絞りが甘いと水分が残って味が入りません。両手でしっかり押さえ、絞ってから煮汁に入れてください。