丸鶏の扱い方|レシピ・選び方・保存
一羽まるごとの丸鶏は、姿の迫力だけでなく、骨から出るだしのうまみが本当の持ち味です。売り場での選び方、下ごしらえ、中心までしっかり焼き上げるための考え方をお話しします。
先生の一言
- 1.0〜1.3kgのものが家庭のオーブンに収まり、火の通りもそろいます。大きいほど中心まで熱が届きにくくなります。
- 皮に張りがあり、色が均一で乾いていないものを選びます。ドリップがたまった品は避けてください。
- 冷凍品は解凍にまる一日かかりますので、調理する前日には冷蔵庫へ移しておきます。
旬の時期
通年(12月は需要が増えるため、予約しておくと確実です)
保存方法
未加熱の状態では冷蔵で1日、それ以上なら下味を付けて袋に入れ、冷凍で1か月が目安です。解凍は冷蔵庫で24時間かけて行い、常温に出しっぱなしにはしないでください。
下ごしらえ
- 腹の中を流水で洗い、内側の血合いや脂の塊を取り除きます。洗ったあとの水はねに注意し、周りをすぐ拭きます。
- 全体の水気をていねいに拭き、塩を肉の重量の1%すり込んで冷蔵庫で半日置きます。
- 焼く1時間前に冷蔵庫から出して常温に近づけると、中心まで火が届きやすくなります。
丸鶏を使った料理
- ローストチキン
- サムゲタン風の煮込み
- 鶏がらスープ
- 丸鶏の炊き込みご飯
- 水炊き
- 香草焼き
- 蒸し鶏のサラダ
- カレーの煮込み
皮を含む部位が多いため脂質が高めで、たんぱく質も豊富に含みます。
講師への質問
- 中心まで火が通ったかはどう確かめればいいですか
- もも付け根に竹串を刺し、透明な肉汁が出れば大丈夫です。濁っていたら、温度を下げて10分ずつ追加で焼いてください。
- 家庭のオーブンで焼くときの目安はどうすればいいですか
- 1.2kgなら200度で70〜80分が目安です。途中で表面が濃く色づいたら、アルミ箔をかぶせて中まで火を入れます。
- 残った骨はどうすればいいですか
- 水と一緒に弱火で60分煮出すと、澄んだスープが取れます。冷凍で1か月保存できます。