ミルクチョコの扱い方|レシピ・選び方・保存
角が丸く、後味に乳の甘さが残る。ミルクチョコはカカオに乳成分を合わせたチョコレートで、そのまま食べる菓子としてはもちろん、加熱すると溶けやすく、家庭の菓子作りで扱いやすい材料です。
先生の一言
- カカオ分は33〜45%が標準です。数字が高いほど苦みが立ち、低いほど乳の甘さが前に出ます。
- 原材料に植物油脂が多いものは溶けやすい反面、固めたときのつやが出にくくなります。
- 菓子作り用の製菓チョコは薄い円板状で溶けが早く、湯せんの時間を短くできます。
旬の時期
通年
保存方法
15〜18度の涼しい場所で、においの強いものから離して保存します。夏場は密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室へ。取り出したら室温に30分置いてから開けると結露しません。開封後1〜2か月が目安です。
下ごしらえ
- 刻むときは包丁を斜めに当て、角から削るようにすると粒がそろって溶けやすくなります。
- 湯せんは45〜50度で。乳成分を含むため、黒いチョコより低い温度で溶かします。
- 湯が一滴でも入ると固まります。ボウルの底が湯に触れない大きさのものを選んでください。
ミルクチョコを使った料理
- 生チョコ
- チョコレートムース
- クッキーに混ぜ込む
- マフィンやパウンドケーキの生地
- ホットチョコレート
- 果物にかけるコーティング
- アイスクリームのソース
- ナッツを絡めた一口菓子
乳成分とカカオ由来の脂質、糖質を含みます。
講師への質問
- 湯せんの温度はどうすればいいですか
- 45〜50度が目安です。乳成分を含むため、黒いチョコより低い温度で溶かします。55度を超えると分離しやすくなります。湯から外して余熱で仕上げるのが安全です。
- 固めてもつやが出ないのはどうすればいいですか
- 溶かした後、一度28度前後まで下げてから31〜32度に戻すと、つやのある仕上がりになります。手間がかかるので、菓子の中に混ぜ込む用途なら気にしなくて構いません。
- 黒いチョコと置き換えられますか
- 置き換えると甘さが増し、固まり方も緩くなります。生チョコなど固める菓子では、生クリームを1割減らすのが目安です。砂糖も1〜2割減らして調整してください。