生にんにくの扱い方|レシピ・選び方・保存
初夏の店先に、みずみずしい白い姿が並びます。生にんにくは乾燥させる前に出回るもので、辛みが穏やかで水分が多く、丸ごと使える時期だけの食材です。選び方から下ごしらえまで、教室で伝えている要点をご案内します。
先生の一言
- 外皮が湿り気を帯びて白く、張りのあるものを選びます。
- 手に持ってずっしり重く、鱗片の間にすき間がないものが良品です。
- 芽が伸びていたり、根元が茶色く変色したものは避けます。
旬の時期
5月〜7月
保存方法
結論から言えば、生にんにくは常温向きではありません。新聞紙に包んで冷蔵の野菜室に入れ、5〜7日を目安に使い切ります。長く置くなら1片ずつ薄皮をむき、冷凍で約1か月です。
下ごしらえ
- 根元を切り落とし、外側の皮を1〜2枚だけむいて汚れを落とします。
- 半分に割って中央の芽を取り除くと、加熱したときの苦みが出にくくなります。
- みじん切りは包丁の腹で軽くつぶしてから刻むと、香りが立ちやすくなります。
生にんにくを使った料理
- オイル蒸し
- 丸ごとホイル焼き
- しょうゆ漬け
- にんにくごはん
- ペペロンチーノ
- 鶏肉の香草焼き
- アヒージョ
- 味噌漬け
にんにくにはビタミンB6やカリウム、独特の香りのもとになる硫黄を含む成分が含まれます。
講師への質問
- においが気になるときはどうすればいいですか
- 芽を除き、油でじっくり加熱してください。加熱せずに刻む場合より香りが穏やかになります。食後は緑茶や牛乳を合わせると和らぎます。
- 普通のにんにくとの使い分けはどうすればいいですか
- 生にんにくは水分が多く辛みが穏やかなので、丸ごと焼く・蒸すなど主役の料理に向きます。刻んで香りづけに使うなら乾燥したものが扱いやすいです。
- たくさん買ったときの使い切りはどうすればいいですか
- しょうゆ漬けか味噌漬けにしてください。皮をむいて漬けるだけで、冷蔵で約1か月保ちます。漬け汁も炒め物に使えます。