夏みかんの扱い方|レシピ・選び方・保存
皮の厚さと、噛んだときの酸味の立ち上がりが夏みかんの持ち味です。冬に実って春まで木に置くことで酸が落ち着き、ちょうど食べごろになります。選び方から皮の使い道まで、台所での扱いをお話しします。
先生の一言
- 手に持ってずしりと重いものを選んでください。軽いものは中の水分が抜けています。
- 皮の色が濃い黄色でつやがあり、へたの周りがしなびていないものが新しい目安です。
- 皮に大きなへこみや柔らかい部分があるものは避けます。中身が傷んでいることがあります。
旬の時期
4月〜6月(収穫は冬、酸が抜けて食べごろになるのが春から初夏の目安)
保存方法
結論から言うと、常温の風通しのよい場所で1〜2週間が目安です。乾きが気になる季節は一個ずつ紙で包み、冷蔵庫の野菜室に入れれば3週間ほどもちますが、香りは少しずつ抜けます。
下ごしらえ
- 皮は厚いので、へたと底を切り落としてから縦に六か所切り込みを入れると、手できれいにむけます。
- 薄皮は口に残るので、房の外側の白い筋を指で取り、袋の背に切り込みを入れて実だけ外します。
- 酸味が強いときは、外した実に砂糖を小さじ1ふって10分置きます。水分が出て角が取れます。
夏みかんを使った料理
- そのまま房ごといただく
- はちみつをかけたデザート
- 皮の砂糖煮(ピール)
- マーマレード
- 白身魚のカルパッチョに果汁を絞る
- 大根やかぶのサラダ
- ゼリー寄せ
- 鶏肉のソテーの仕上げに果汁を回しかける
ビタミンCやクエン酸、食物繊維を含む果物です。
講師への質問
- 酸っぱすぎて食べきれないときはどうすればいいですか
- 実に砂糖をまぶして10分置くか、砂糖水で煮てシロップ漬けにしてください。ヨーグルトに合わせると酸味が落ち着きます。
- 皮は捨てるしかないのでしょうか
- 捨てずに使えます。白い部分をそいでから三回ゆでこぼし、砂糖で煮ればピールになります。マーマレードにも向きます。
- 冷やしたほうがおいしいですか
- 食べる1時間前に冷蔵庫へ入れる程度が目安です。冷やしすぎると香りが立たなくなります。