おぼろ豆腐の扱い方|レシピ・選び方・保存
型に入れて固める前の、寄せたばかりのやわらかな豆腐がおぼろ豆腐です。すくうと形がゆるくくずれ、大豆の甘い香りがそのまま立ちます。手を加えすぎず、そのままいただくのがいちばんの食材です。
先生の一言
- 容器に流し入れた形のものは、寄せたてに近い状態が保たれています。
- 原材料が大豆とにがりだけのものは、大豆そのものの香りがよく分かります。
- 製造日が新しいものを選んでください。日が浅いほど香りが立ちます。
旬の時期
通年
保存方法
結論から言えば、買った日か翌日までに食べ切ってください。水分が多くやわらかいため、日がたつと香りが抜けます。冷蔵庫の中でも温度の安定した奥に置き、容器の水は捨てずにそのまま保存します。
下ごしらえ
- スプーンで大きくすくい、包丁は使いません。切ると持ち味の形がくずれます。
- 水切りはしません。含んだ水分ごといただく豆腐です。
- 冷たいままか、湯せんで軽く温める程度にとどめます。
おぼろ豆腐を使った料理
- 塩とオリーブオイルをかけて
- 薬味とだししょうゆで冷奴に
- 温めて葛あんをかける
- みそ汁の実にする
- だしを張って湯豆腐風に
- とろろと合わせる
- そぼろあんをかける
- スープの浮き実にする
大豆由来のたんぱく質とカルシウム、マグネシウムを含みます。
講師への質問
- 木綿豆腐や絹ごし豆腐との違いはどこですか
- 固める工程の違いです。おぼろ豆腐は型で押し固める前の状態で、水分が多くやわらかい分、大豆の香りが強く残ります。加熱料理より、そのままいただく方が向きます。
- 味つけはどうすればいいですか
- まず塩をひとつまみで試してください。大豆の甘みがいちばん分かります。物足りなければだししょうゆを少量、薬味はねぎとしょうがを少しだけ添えます。
- 煮ものに使ってもいいですか
- 向きません。煮るとくずれて形が残らず、持ち味の食感も消えます。加熱するなら、汁を張って軽く温める程度にとどめてください。